Tara Books(タラブックス)

⇒『インド発、アートの如く美しい本の展覧会 』

インドにある小さな出版社『Tara Books(タラブックス)』の活動を紹介する展覧会が京都市左京区の美術館『 細見美術館 』にて開催されるという。

同社のことは寡聞にして知らなかったのだが、写真を見るだけでも、その装丁の素晴らしさが伝わってくる。と言うか、正直に言って、「この造本で採算が合わせられるのか?!」という驚愕の念を抱かずにはいられない。

同社のwebサイト( https://tarabooks.com/ )も見てみたのだが、日本円での価格設定はは全然高くないどころか、シルクスクリーン手刷りという手作業の造本という点を考えればめちゃくちゃ安いと言っていい水準である。ただ、当然ながら物価水準は違うし、だからといって物価水準のものさしを当てても単純に価値判断できるものでもないので、現地での価格が実際に高いのか安いのか、はたまた値頃感のある設定なのかはよくわからない。

いずれにしても、少なくとも日本円ベースで考えると、1枚1枚のページが手作業で刷られている本が1,500円や2,000円程度で買えてしまうというのだから、出版業界に身を置くものとしては、驚愕せざるを得ない。

とんでもなく凝った造本と言えば、ドイツのシュタイデル社も有名だが、こちらは資本力のあるクライアントからのオートクチュールみたいな注文もあるようなので、同じカテゴリに置くのはちょっと違うだろう。(そういえばシュタイデルの映画、まだ観てない……)

何にせよ、実際に見てみたいし、触ってみたい!

が、京都でこの日程だと厳しいなぁ……とひとり小さく息を吐いております。

この記事を書いた人
鈴木 征浩

本とゲームと日本女子ソフトボールリーグとぬいぐるみが好きです。
株式会社opsol book 代表取締役。
出版プロデュースや編集業をやっています。
福祉医療系のお仕事も。

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