ジェシー、そしてティファ。私の心の中の彼女達と、現在の彼女達、その変化量。

欲望に抗えない私、普段やらなければならないことを「時間がない」という理由で留保し続けている中、ファイナルファンタジー7リメイクは無理くり時間を捻出してプレイしています。といっても数時間台前半レベルなのですが。

しかしまぁ、夢中でやってます。最近のゲームってこんなにすごいのね、と、ゲーム好きで毎週ゲーム雑誌をチェックする私も感心しきり。家族と取り合いしながらプレイしているあつまれどうぶつの森とはまた違う、ゴリゴリパワー押しの凄さ。どうぶつの森とファイナルファンタジー7リメイクというある種両極端のゲームを同時期にプレイできるのは、何だか凄いことです。

で、一部で「ギャルゲー?!」とも言われている同作、そりゃ流石に誇張しすぎだろう、と思っていたら、割とリアルにギャルゲー感満載でびっくり。というか、これでいいのか? と戸惑うぐらいです。率直に言ってキャラは可愛いですが、いや、これは可愛いではなく、あざとい、と表現される状態なのでは……。

まだ本格的にエアリスが登場する前の状況にいますが、先ず、ジェシーがエライことになっています。オリジナル版ではほんの少しだけ魅力の一端が表現されていた彼女ですが、今回は確実に「ジェシー派」が組織されているであろうアピール力。そう、されるであろう、ではなく、されているであろう、です。調べていないだけで、きっとされていると思います。それぐらい飛躍的に破壊力がアップしているというか、もはやジェシー自体がリメイクされいているという印象です。

そして、ティファ。

前提として、私はオリジナル版初プレイ時から揺るぎなくティファ派なのですが、今作現時点(プレイ時間数時間台前半時点)では、完全にメインヒロイン扱いになっています。もうそれはそれはエライことになっています。

そんな、永遠の男子にとってめちゃくちゃわかりやすい魅力を振り撒きまくるティファ、男子としてはめちゃくちゃ可愛いと思わざるを得ないという反面、23年ほど前に彼女と出会った頃の記憶が薄れることのない私としては、違和感が拭えないというのもまた、事実。正確には、ティファ、というか、ティファの人物描写とか彼女の演出だとかと言った部分の話なのだが、いずれにしても、私(達)の知っているティファはこんなんじゃなーい! と心の中で叫んでいる人は、私以外にもきっと、割と、いるだろうと思います。

今の時点であんまりぐだぐだと一人語りしたくはないのですが、オリジナル版のティファは、前半はとにかく表立ったアピールの場面は少なかったはずなのです。あくまで控え目にしかしクラウドという人物を描くための極めて重要な土台として描かれていた気がします。けれどもリメイクでは、もうガンガン前に出てくる。誤解を恐れずに言うと、オリジナル版のティファは極めて文学的に描かれていたけれど、リメイクではもっとわかりやすい感じ、という感じでしょうか(ディスっているわけではありません)。

私は勝手によく言っているのですが、私の中で、ティファは、緑なのです。村上春樹さんのノルウェイの森の。そしてエアリスは、直子。ノルウェイの森でも初読の時から緑派である私です。ですがリメイクでのティファは、あくまで現時点の印象でしかありませんが、直子と緑が組み合わさっちゃってます。いや、それってもう無双キャラなんじゃないのか….…?

ここにジェシーまでアピール力を増してきているわけで、(想像上)センターフォワードのエアリス、センターバックだったはずがボランチも超えてファンタジスタになっちゃったティファ、凄まじいスピードとドリブルでピッチを掻き回すウィンガー・ジェシー、と、スター軍団のこのチームは、銀河系すら超えて、ABC理論的多元宇宙系とも言えるのではないでしょうか。いや、自分で書いていて訳がわかりませんが。

ファイナルファンタジー7リメイクがはたして本格的なギャルゲーなのかどうか、いやいや、そんなこと気にせず、純粋に楽しみたいのですが……。リメイクはミッドガル脱出までが描かれているとのこと、まだ全然そこまでは行くまでには時間がかかりそうですが、続きはいつ出るんだろう……いやいや、先ずは私(達)のティファを見守るのが先ですか。

この記事を書いた人
鈴木 征浩

鈴木 征浩 - Yukihiro SUZUKI -
本と書店とゲームと日本女子ソフトボールリーグとぬいぐるみとおいしいものとお酒が好きです。
株式会社opsol book 代表取締役社長/opsolグループ専務取締役。
出版プロデュースや編集業と、福祉医療関連事業をやっています。

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